DIYで打ち抜き井戸を掘る! ~まとめ~
全6回にわたって書かせていただいた「DIYで打ち抜き井戸を掘る!」
■DIYで打ち抜き井戸を掘る! 全6記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!① ~失敗の連続~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!② ~水脈到達~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!③ ~簡単作成穴掘り機~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!④ ~塩ビ管~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑤ ~呼び水不要の井戸~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑥ ~完成!可愛い井戸~
興味のある方はぜひご覧ください。
(*´ω`)┛
これだと長~いという方もいらっしゃると思いますので、
今回はこの全6記事まとめてみることにしました。
( ̄^ ̄)ゞ
それでは端折ってまとめて、サクサクっといきたいと思います。

畑をするために必要な水を確保するために井戸を掘ることにしました。
というわけで、早速穴掘り。
70cmほどの深さまでシャベルで掘ると、土の色が変わってきました。
シャベルで掘るのはここまでが限界。

ここからは塩ビ管を使って穴を掘り進めていくことにしました。
まず鞘管(さやかん)となる塩ビ管(VP75)を打ち込んでいきます。
鞘管(さやかん)・・・ 穴に地下水を溜めるための筒で、穴への土崩れを防いでくれる円筒。
そこへ径の小さい塩ビ管(VP45)、上写真①を何回も出し入れして鞘管内の土を取り除いていきます。
すると小さな砂利が混じってきたところで、塩ビ管が入って行かなくなりました。
そこで上写真②を作成。
少し大きな砂利も掻き混ぜて巻き込めるように先端はギザギザの歯にしてみました。
3cmくらいの砂利を引き上げることに成功し、喜んでいたのもつかの間、
10cmくらい掘り進めると再び進行が止まってしましました。
砂利で塩ビ管の歯が摩耗してしまい、機能しなくなってしまったのです。

いっこうに進まない穴掘り風景。

このまま立ち止まってはいられないので穴掘り機3号を作成。
百均でT字金具3個セットを購入し、塩ビ管の先端に取り付け。
手応えあって、更に10cm程掘り進む。
しかしまたまた問題発生。
取り付けた金具が曲がってしまい、掘り進むことが出来なくなってしまいました。
どうやら大きな石が邪魔をしている様子。
打つ手なしです。
井戸掘り、甘く見てました。
(T_T)
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!① ~失敗の連続~

もう他に方法は思いつかないので、自前のショベルで手掘りすることに。
一番原始的な方法、思ったよりもめちゃくちゃしんどい。
とにかく深く掘る必要があるので、人が入って作業できるくらいの大きさを確保しつつ穴を掘っていきます。

階段を作りながら掘り進め、掘った砂利をバケツに入れては穴と外を往復。
3mほど掘ったところで、消えない水溜りが現れました。

水脈到達!
ヽ(≧∀≦)ノ
井戸として水を確保するなら、ここから1mは掘らなければなりません。
けれど水が出た位置から先は、掘れば掘る程周りの砂利が崩れてきてうまく掘れなくなりました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!② ~水脈到達~

ここからは再度、鞘管(塩ビ管VP75)を打ち込みながら穴掘り機4号を使って掘り進めていきます。
水有り土砂専用に仕上げたもので、逆止弁をとりつけてあります。

プランターの底網(百均)と結束バンド(百均)で作った逆止弁。

この穴掘り機4号は大成功!
掘る先が水砂利ということもあって、一気に進みました。
鞘管も水溜りから1m以上打ち込むことに成功。

鞘管の先は1.5mほど、水を染み出させるための穴が無数に開けてあります。

なので鞘管の中に地下水が溜まるようになっています。
鞘管内にたっぷりと溜まった水。

このまましばらく眺めていたい気持ちになりましたが、そうもいかないので、地表まで鞘管(塩ビ管VP75)を繋ぎました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!③ ~簡単作成穴掘り機~

せっかくここまで掘った穴なので、打ち込んだ鞘管の前にもう一つ井戸を掘ることにしました。
エンジンポンプ用を目指して大きな鞘管(塩ビ管VU200)を打ち込むことに。
しかしまたまたまた問題発生。
あれだけ活躍していた穴掘り機4号が全く機能しない。

大きな鞘管にあわせて作った大きな穴掘り機5号で再チャレンジ。

穴掘り機の径が大きくなり、今までの逆止弁構造では開きが大きくなりすぎて砂利が落ちてしまうと考えましたので、観音開きにしてみました。

大正解!
大きな鞘管には大きな穴掘り機が必要だということがわかりました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!④ ~塩ビ管~

少しもったいな気もしますが、苦労して掘った穴をせっせと埋め戻します。

ここで簡単な井戸の設計図を作成。
図①の大きな井戸はエンジンポンプ用。
図②の小さな井戸は手押しポンプ用。
ポンプから続く塩ビ管の先、地下水をくみ上げる吸い込み管の先端(四角部分)にはフートバルブを取り付けます。
フートバルブ・・・ ポンプの運転が停止しても落水しないように逆流防止構造のあるパーツ。
こうすることで、呼び水いらずの井戸を作りたいと思います。

早速、手押しポンプ台の材料探し。
ポンプ台の天板はコンクリート枕木を採用。
そのコンクリート枕木に塩ビ管を通す穴を開けておきます。

天板を乗せる台には、簡易花壇を作るためのコーナーパーツを採用。
こちらもエンジンポンプ用の塩ビ管を通す穴を開けました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑤ ~呼び水不要の井戸~

井戸に戻って、コンクリートブロックとコンクリート(手練り)で基礎作り。
後はポンプ台の材料を組んでいき、最後に手押しポンプを設置するだけです。

完成した井戸がこちら。
自分で言うのもなんですが、結構オシャレに仕上がったなと思います。
(*≧∪≦)
前に突き出ているのはエンジンポンプ用の吸出し口。
虫などが中に入るのを防ぐため、ボールバルブを取り付けています。

フートバルブのおかげで、呼び水いらず。
そのままポンプを漕げば地下水がジャバジャバと出てくる様は感無量です。
(。>ω<。)ノ
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑥ ~完成!可愛い井戸~
以上が「DIYで打ち抜き井戸を掘る! ~まとめ~」です。
少しでも参考になれば幸いです。
それにしても手押しポンプの手応えは格別。
(*´ω`)┛
作る(掘る)価値は十分にあると思いますよ。
ご覧いただきありがとうございます。
(*^_^*)
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興味のある方はぜひご覧ください。
(*´ω`)┛
これだと長~いという方もいらっしゃると思いますので、
今回はこの全6記事まとめてみることにしました。
( ̄^ ̄)ゞ
それでは端折ってまとめて、サクサクっといきたいと思います。

畑をするために必要な水を確保するために井戸を掘ることにしました。
というわけで、早速穴掘り。
70cmほどの深さまでシャベルで掘ると、土の色が変わってきました。
シャベルで掘るのはここまでが限界。

ここからは塩ビ管を使って穴を掘り進めていくことにしました。
まず鞘管(さやかん)となる塩ビ管(VP75)を打ち込んでいきます。
鞘管(さやかん)・・・ 穴に地下水を溜めるための筒で、穴への土崩れを防いでくれる円筒。
そこへ径の小さい塩ビ管(VP45)、上写真①を何回も出し入れして鞘管内の土を取り除いていきます。
すると小さな砂利が混じってきたところで、塩ビ管が入って行かなくなりました。
そこで上写真②を作成。
少し大きな砂利も掻き混ぜて巻き込めるように先端はギザギザの歯にしてみました。
3cmくらいの砂利を引き上げることに成功し、喜んでいたのもつかの間、
10cmくらい掘り進めると再び進行が止まってしましました。
砂利で塩ビ管の歯が摩耗してしまい、機能しなくなってしまったのです。

いっこうに進まない穴掘り風景。

このまま立ち止まってはいられないので穴掘り機3号を作成。
百均でT字金具3個セットを購入し、塩ビ管の先端に取り付け。
手応えあって、更に10cm程掘り進む。
しかしまたまた問題発生。
取り付けた金具が曲がってしまい、掘り進むことが出来なくなってしまいました。
どうやら大きな石が邪魔をしている様子。
打つ手なしです。
井戸掘り、甘く見てました。
(T_T)
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!① ~失敗の連続~

もう他に方法は思いつかないので、自前のショベルで手掘りすることに。
一番原始的な方法、思ったよりもめちゃくちゃしんどい。
とにかく深く掘る必要があるので、人が入って作業できるくらいの大きさを確保しつつ穴を掘っていきます。

階段を作りながら掘り進め、掘った砂利をバケツに入れては穴と外を往復。
3mほど掘ったところで、消えない水溜りが現れました。

水脈到達!
ヽ(≧∀≦)ノ
井戸として水を確保するなら、ここから1mは掘らなければなりません。
けれど水が出た位置から先は、掘れば掘る程周りの砂利が崩れてきてうまく掘れなくなりました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!② ~水脈到達~

ここからは再度、鞘管(塩ビ管VP75)を打ち込みながら穴掘り機4号を使って掘り進めていきます。
水有り土砂専用に仕上げたもので、逆止弁をとりつけてあります。

プランターの底網(百均)と結束バンド(百均)で作った逆止弁。

この穴掘り機4号は大成功!
掘る先が水砂利ということもあって、一気に進みました。
鞘管も水溜りから1m以上打ち込むことに成功。

鞘管の先は1.5mほど、水を染み出させるための穴が無数に開けてあります。

なので鞘管の中に地下水が溜まるようになっています。
鞘管内にたっぷりと溜まった水。

このまましばらく眺めていたい気持ちになりましたが、そうもいかないので、地表まで鞘管(塩ビ管VP75)を繋ぎました。
■ここまでの元記事
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せっかくここまで掘った穴なので、打ち込んだ鞘管の前にもう一つ井戸を掘ることにしました。
エンジンポンプ用を目指して大きな鞘管(塩ビ管VU200)を打ち込むことに。
しかしまたまたまた問題発生。
あれだけ活躍していた穴掘り機4号が全く機能しない。

大きな鞘管にあわせて作った大きな穴掘り機5号で再チャレンジ。

穴掘り機の径が大きくなり、今までの逆止弁構造では開きが大きくなりすぎて砂利が落ちてしまうと考えましたので、観音開きにしてみました。

大正解!
大きな鞘管には大きな穴掘り機が必要だということがわかりました。
■ここまでの元記事
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少しもったいな気もしますが、苦労して掘った穴をせっせと埋め戻します。

ここで簡単な井戸の設計図を作成。
図①の大きな井戸はエンジンポンプ用。
図②の小さな井戸は手押しポンプ用。
ポンプから続く塩ビ管の先、地下水をくみ上げる吸い込み管の先端(四角部分)にはフートバルブを取り付けます。
フートバルブ・・・ ポンプの運転が停止しても落水しないように逆流防止構造のあるパーツ。
こうすることで、呼び水いらずの井戸を作りたいと思います。

早速、手押しポンプ台の材料探し。
ポンプ台の天板はコンクリート枕木を採用。
そのコンクリート枕木に塩ビ管を通す穴を開けておきます。

天板を乗せる台には、簡易花壇を作るためのコーナーパーツを採用。
こちらもエンジンポンプ用の塩ビ管を通す穴を開けました。
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑤ ~呼び水不要の井戸~

井戸に戻って、コンクリートブロックとコンクリート(手練り)で基礎作り。
後はポンプ台の材料を組んでいき、最後に手押しポンプを設置するだけです。

完成した井戸がこちら。
自分で言うのもなんですが、結構オシャレに仕上がったなと思います。
(*≧∪≦)
前に突き出ているのはエンジンポンプ用の吸出し口。
虫などが中に入るのを防ぐため、ボールバルブを取り付けています。

フートバルブのおかげで、呼び水いらず。
そのままポンプを漕げば地下水がジャバジャバと出てくる様は感無量です。
(。>ω<。)ノ
■ここまでの元記事
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑥ ~完成!可愛い井戸~
以上が「DIYで打ち抜き井戸を掘る! ~まとめ~」です。
少しでも参考になれば幸いです。
それにしても手押しポンプの手応えは格別。
(*´ω`)┛
作る(掘る)価値は十分にあると思いますよ。
ご覧いただきありがとうございます。
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DIYで打ち抜き井戸を掘る!① ~失敗の連続~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!② ~水脈到達~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!③ ~簡単作成穴掘り機~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!④ ~塩ビ管~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑤ ~呼び水不要の井戸~
DIYで打ち抜き井戸を掘る!⑥ ~完成!可愛い井戸~
DIYで打ち抜き井戸を掘る! ~まとめ~